安全衛生マネジメントシステム

 最近、静かな広がりを見せている、労働安全衛生マネジメントシステムOHSAS18001の
コンサルティングを始めました。


といっても、もともと、杉浦労働衛生コンサルタント事務所を開業しており、独立行政法人
愛知産業保健推進センターの相談員もしているため、職場の安全衛生管理の相談や
作業環境改善のコンサルティングは10年以上しているのですが、どちらかというと
安全衛生は相談員としての活動がメインになっていました。


ただ、働く人にとっては、地球環境よりも作業環境の改善のほうが、現実問題として重要ですし
作業環境を改善する中で、地球環境も配慮すれば、1石2鳥の改善ができます。


私の場合は、エコステージやISO14001のコンサルティングをする時も、安全衛生について
問題点を指摘して、できるだけ相乗効果が生まれるように工夫していますが、どうしても環境が
前面にでてしまうと、安全衛生は2番手になってしまいますが、今回、以前顧問をしていた企業から
OHSAS18001のコンサルティング依頼がありましたので、安全衛生管理についても
少しづつブログに掲載していきます。


そんな訳で、あまり前面に出していなかった安全衛生ですが、個人的には安全衛生を
第一に考えて、事業計画を考え、先行投資することが、経営者の基本だと思っています。


どうして、そんなことがいえるのかと言うと、私も経営者の1人だからです。


実は、私が独立した当初、夢と希望にあふれて、様々な事業計画をつくり、これなら
絶対に上手くいくと確信して、事業展開をしてきました。


ところが、どのプランも計画途中で進まなくなってしまいました。


その理由はとっても簡単です。


頑張って努力をした結果、いつの間にか無理をして、体調を崩したことが原因です。


サラリーマン時代は、体調を崩すことくらい仕方ないことで、会社も有給休暇があるのだと
思って気楽に休んでいました。
しかし、独立してみると、例えば風邪をひくと、それだけで仕事の効率が落ちます。
ましてやインフルエンザになって発熱などしようものなら、数日間は仕事になりません。


もとの調子に戻るまでのロスを考えると、無理に仕事をしないほうが、よほど効率が上がります。


花粉症も同じです。


さらに、ちょっとしたケガや事故、睡眠不足、家庭内のトラブルなども同様です。


体調を崩して休むなら、崩す前に休んでいたほうが、最低限のロスですみます。


また、自分も楽ですし、家族や同僚、会社への迷惑も最小限ですみます。


中小企業の場合、突然、体調を崩して社員が1人休むと、その対応におおわらわで
風邪だと思って無理に出勤したら、インフルエンザにかかっていて、お陰で職場の
半数がインフルエンザにかかって、仕事がまわらず、客先に迷惑をかけた事例もあります。


それだけのロスを考えると、社員にインフルエンザの予防接種を受けさせる費用は
安いものです。


ということで、今は安全衛生を最優先にすることが、経営にもプラスになると
確信していますが、でも実際にやろうとするとなかなか難しいですね。


自分の話になってしまいましたが、経営に役立つOHSAS18001を目指して、
コンサルティングしたいと思います。